美味しいものには関心がない

この2日ほど食事を抜きました。体調が悪いときや一人で食事を作るのが面倒なとき、忙しいとき、静かな時間を過ごしたいとき、出張のときに断食をします。時間はとくに決めておらず食べたくなったら食事を再開し、2日間ぐらい食事を抜くと正常な食欲が戻ってきます。断食には壊れた脳の欲求をデフォルトに戻す機能があると思います。本来、食べるという快感は生物が生き残るための動機づけとして存在します。しかしその快感が主観的な認識であるために飽食社会では快感の追求が無制限に許され、やがてドーパミンに依存した強迫観念や妄想により過食になります。断食の心地良さは、食に対してより真剣に向き合おうとすることです。脳が正常な欲求を区別できるようになると味覚も正常になり自分の身体に必要な食物を判断できるようになります。美味しいものに目を奪われると健康な身体を維持できなくなり、野放図な快楽を求める生き方は生命の危機とのトレードオフの関係にあります。関心があるのは美味しいものではなく身体に必要なものを美味しく食べることです。

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