人はいつだって自分の生きる時代を特別視したい生き物です。今は大きな変革の時代だと常に言い続けてきた気がします。バブル崩壊、ITバブル、リーマンショック、コロナショックと10年おきに経済停滞が訪れますが、大きな変化だと思っているものは時間の歪みだと思います。コロナショックは前例がないほどのスピードで社会の構造変化と価値観の変化をもたらすかもしれません。限界費用ゼロ社会、プラネタリー・バウンダリー、人間性回復、といったトレンドの交点で環境、健康、連帯といった社会の基軸がより鮮明になるはずです。コロナ禍にあってマスメディアの偏向報道が露呈し、世界のリーダーが示すリーダーシップを目の当たりにした今、東京都知事選挙は社会変化の最初の試金石になる気配です。2016年の米国大統領選挙で圧倒的に不利な状況から、滅多に起こらない奇跡によってトランプが大統領に就任したように、旧来型の政治勢力を一掃して失われた30年を払拭する世紀の番狂わせが起こって欲しいと期待したいものです。