森に暮らし、都会のように働く

昨日はラブラドールと霧深い森に行きました。雉が突然目の前の藪から静寂を破って飛び立ちます。原始の昔から続くはずの森の静けさを感じると本来の自分を取り戻す感覚が訪れます。森に引き寄せられるのは普段と真逆の生活でバランスを取る必要があるからだと思います。欲望の赴くままに好きなだけ消費する日頃の不健全さを中和するために、森に来るときは食事を抜き、早朝の清涼な空気を感じながら、長時間の有酸素運動をすることで傾きかけていた身体のバランスを整えます。都市を離れる手段となるリモートワークが高い生産性を実現できるかはまだ分かりませんが、在宅勤務によりいらない仕事が可視化されたことは重要です。森に暮らしながら都会的に働くというライフスタイルは倍速で浸透していくような気がします。森のなかにいるとわざわざマインドフルネスを唱えなくても同じような心の静寂がもたらされると思います。平穏のなかに感じる幸せは決して平凡なものではなく、内面の繊細さを伴い鮮やかな感動を伝えます。

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