終身雇用の時代の始まり

喉元過ぎれば熱さを忘れるのも日本人の悪い癖ですが、中国の一部ではコロナにリベンジする報復性消費の爆買が復活していると伝えられます。世界を敵にまわしGDPの7年分の巨額賠償を請求されていたら日本人なら反動消費に走る気など起こらないでしょう。緊急事態宣言の全面解禁で経済再開の道筋が見え始めた日本経済ですが、大恐慌前の不気味な静けさにも見えます。以前は複業がもてはやされましたが、今の流行は異業種間のワークシェアリングで雇用を守る民間の動きでしょう。組織の境界が曖昧なスタートアップ企業の間では従業員シェアはそれほど珍しいものではありませんが、本籍を残したまま休業を強いられる外食や宿泊産業から流通への人の移動が盛んです。多くの旧弊がポストコロナで変わると予想されますが、一つの会社の中だけで一生働く経済団体的な価値観は急速に縮小し文字通りの終身雇用の時代が始まるのかもしれません。

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