政策転換は評価すべきか?

欧米が都市封鎖を緩和するなか死者数が二桁少なく収束傾向が明確な日本で緊急事態宣言を続けることに疑問が呈されます。マスメディアが未知のウィルスを喧伝し情報弱者の恐怖を煽り世論が形成された結果でしょう。われわれが日々車に乗ることも、健康に悪い生活を続けるのもリスクを勘案しながら生きることで日々の生活が成立するのに、この病気だけは根絶しないと気がすまないようです。コンプライアンスが実効性の乏しい責任回避の道具にされたように、一流企業にも同じ傾向があります。国も企業もリスクを取ることで営まれるはずなのに、偏差値エリートほど答えのないリスクとリワードに折り合いをつけることが苦手です。階層を昇っていく組織では人の指示を待つ癖がつき、重要な決断に際して明確な目標がありませんから何もしないか人に非難されない選択肢を選びます。困難で複雑な決定になるほど決定を先送りする傾向になり、政治決断の遅さを今回も印象付けられました。10万円の全世帯配布など政策転換が評価される面もありますが、国民の気持ちが分からないからブレるのだと思います。

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