トレードオフの岐路に立つ世界

大気汚染が深刻な都市ランキングワースト1位のインド北部から200km離れたヒマラヤ山脈が数十年ぶりに見えたと報道されます。世界中で大気汚染が改善されることは素晴らしいことですが、一方で経済が衰退すれば元も子もなく、感染終息と経済のトレードオフという難しい岐路に世界は立っていると思います。エヌエヌ生命保険の調査では5月末までしか資金が持たない中小企業が45%、6月末までは60%に及ぶとされ、壊滅的な被害を受けた外食、宿泊、航空産業などは深刻です。一ヶ月ほど前に発表された東京都の実効再生産数の1.7は想定の2.5より低く、患者数の移動平均線は2週間前にピークアウトしています。日本政府による渡航制限の遅れが人命を奪うなら、緊急事態宣言の延長も経済的な死者を出します。自粛を徹底しないとより深刻な第二波が来るという脅しが全てに優先する今の政府を見ていると、コンプライアンスは全てに優先すると叫び企業から活力を奪ってしまった経営者の姿とだぶります。緊急事態宣言を続けるなら病院経営をも破壊し経済的な理由から医療崩壊が起こると思います。

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