事業欲が勝敗を決める時代

人との接触を7、8割減らす自粛生活が全国に広がりました。世界が動きを止める状況はゲームを変え、考え方次第では後にも先にもない千載一遇の機会でしょう。2003年のサーズ下の中国でeコマースが急成長したように、テレワークが根付かない日本でも抜本的なテレワーク推進の動きは後戻りしない気がします。オンライントラベルエージェントの台頭により駅前一等地に多くの店を構えていた旅行代理店の淘汰が一夜にして始まったように、一等地のオフィスの必然性は減じていくと思います。人が集まることを忌避する世界では都市の価値は下がり、長年の懸案だった東京一極集中が緩和されるかもしれません。心情的には自然環境が豊かで食材も安く環境のよい場所に住んで、都市的な過剰をやめる生活こそが人体にふさわしい暮らしだと思います。すべてが過剰な普段のスピードを落とせば見える景色は違ったものになります。人は幻想に引きつけられ幻想に恐怖する生き物ですが、悲壮感など感じている場合ではありません。生き残りをかけた事業欲が勝敗を決める時代が始まるなら、都市を作った定住という考え方さえなくなると思います。

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