昨日は「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」を読みました。純粋に楽しみとして読み返す本のうちの一冊です。この本の真骨頂は「野性的な先住民は現代人よりはるかに賢い」という主張です。世界的なウィルス感染拡大が未知の領域に進む今、「文明以前の人間が持っていた野生を今こそわれわれは必要としている」と断言する著者の言葉に重みを感じます。現代人を万物の王者とみなす考え方に真っ向から対立するその主張は、最初に読んだ5年前とは違い今は強く賛同できます。進化生物学者は、人体はこの4、5万年の間に生物的な進化をしていないと指摘します。農業文明が定着して1万年が過ぎてやっとわれわれは小麦の悪魔性に気づきましたが文明病は世界に蔓延した後です。「再野生化」は文明病を克服すると同時に幸せに近づく道でもあります。幸せの三要素は時間の自由、健康の自由、お金の自由です。われわれが誤解して来たのはお金の自由とは、お金に不自由しないことではなく、執着と束縛の元凶である貨幣経済を離れることだということです。