外食業はスポーツと同じ

昨日は近所にある串カツ田中の創業店舗に行きました。小さな子供のいる家族連れとサラリーマンが同居する不思議な居酒屋は、先日見たロイヤルの店舗とは対照的に決済は現金のみで、スマートなロイヤルに対して昔ながらのハイテンションな接客です。複数の外食事業に失敗し最後にダメ元で出した14坪24席の居抜き店舗の設備投資額はヤフーオークションでそろえた厨房機器を含めても150万(一説では300万)とされます。倒産を目前にやぶれかぶれで始めた事業で復活して大企業に成長するケースは少なくありません。人間は追い込まれると本気になり火事場のバカ力が出ること、手元資金がないので必然的にイニシャルコストが下がること、最後ぐらい自分らしい仕事がしたいと本音で等身大のマーケティングをすることが市場の共感を呼ぶのだと思います。他社が選ばない小商圏立地というブルーオーシャンを見つけて上場した串カツ田中も既存店売上が芳しくないほど日本の外食は激戦地です。限られた消費者の胃袋を奪い合い、スポーツと同じように競合との戦いを楽しめるメンタリティがこの業界には必要なのでしょう。

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