中庸の難しさ

昨日は娘の高校の研究発表会に行きました。多くの生徒が仕事以前に自分らしさを表現でき、人を幸せにできる生き方を目指していることが印象的です。幸せの形を追求すると中庸に行き着くと思います。中庸が示す偏らない平常こそが幸せの本質だと思います。プライベートジェットから拘置所へ行ったカルロス・ゴーンや、絢爛豪華な王宮生活から最期は寒空の下で銃殺されるルーマニアのチャウシェスクのような教訓に真実があるのは、それが偏った非常だからです。飽和した消費社会が生み出す一見豪華なステレオタイプの幻想は歯止めの効かない退廃に通じます。安楽で豪華な生活が狂気なら、上昇志向を煽る典型的なサラリーマンの生活も中庸とは程遠いと思います。一方で世俗を絶つことにも偏りがあり、中庸の言わんとするところはバランスを保つことの難しさだと思います。

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