ご都合主義の世界

米朝首脳会談を見ていると人としての正しい道とは何かを考えさせられます。利権があれば戦争を起こし、なければノーベル賞を狙うというご都合主義のアメリカと、非人道的な圧政国家の握手が世界のニュースになることに、「歴史は勝者によるフィクション」という言葉を思い出します。アメリカが起こした戦争で根拠の明確なものは少なく、テロとの戦いにしても疑問が呈されています。中国各地で1,000万人以上が殺戮された文化大革命も、偉大な国家指導者の仮面が剥がれたスターリンも「一人殺せば殺人者、100万人殺せば英雄」を地で行き、こうした狂気の国家は世界に少なくありません。近代起こった飢餓は自然災害ではなく政治的失敗、つまり人間のエゴによるものです。勝てば官軍的ご都合主義は世界のあらゆる場所に蔓延し、「大き過ぎて潰せない」は企業社会のルールになっています。

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