労働から時間概念を消す

昨日は千葉県の企業に伺いました。どこでも人材確保の難しさを聞きます。日本の生産性が先進7カ国最低で、欧米の6割程度にしか達しない理由は無駄な仕事と集中力の欠如が主因だと思います。無駄な仕事を疑いもなくするか、仕事をするふりで一日を過ごしているケースが大半です。1990年代初頭をピークに多くの産業では市場規模が縮小していて、その主たる理由は単価の低下です。生産性の問題に限らず、経済成長期の方法で仕事をしていることがずさんな管理会計をはじめとした企業の諸問題を生み出しています。生産性を高める方法は時間労働という概念をなくすことだと思います。「成果」を管理せず、賃金の基準が工場労働と同じ「時間」という矛盾こそが日本の生産性を最低にしていると思います。製造業の生産性は今でも低くありませんが、工場管理の方法で他の産業を管理することに無理があり、解決策は労働から時間概念を消すことだと思います。時短も悪くないのですが、本質を理解せず時短をすれば生産性はさらに低下します。コンセプトとしての成果主義は成果を管理しませんので、働く人は労働を主体化することがありません。

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