1割の生徒をつかまえる

ご多分にもれず日本工学院でも授業中に寝たりスマホでゲームをする学生は後を絶ちません。昔は申し訳なさそうにしたものですが今や当然の権利です。授業を始めた頃は怒ったり退出させましたが、「できない生徒など存在しない、存在するのはできない教師だけだ」というピーター・ドラッカーの教えに従い、授業のやり方を変えるようにしました。教育が最初にすべきことは学習意欲の醸成だと思います。日本の大学生の勉強時間が国際比較で極端に短いことは知られていますが、自分を振り返っても必要性がなければ勉強をしませんでした。学生による授業評価は定着していますが、学生におもねる教育に未来があるとも思えません。学生が授業を聞くか聞かないかは最終的には自己責任だと思います。ドラッカーはこうも言っています。「教員は上位1割の生徒をつかまえればよい。上位1割をつかまえれば平均的な生徒はついてくる。もっと下の生徒は祈るしかない」

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