個人の生き様が経営の未来

世界有数の巨大カルデラや火山群により生きている地球の痕跡を間近に見ることができる阿蘇に来ると、経営と自然の融合を考えます。高度経済成長期の経営は無機的な物質中心の世界で人間的な感情の介入を許さなかったと思います。モノが以前ほど重要でない官能性、精神性、霊性の時代になると、人間が直感的に感じたことをフレームワーク化する経営の仕組みが必要になります。個人が自分の中で納得するまでコンセプトを磨き込むことが未来を提案する上で重要だと思います。市場を熱狂させるアップル製品も東洋的神秘に魅せられたスティーブ・ジョブスが媒介でした。ビジネスのアイデアは理論化、言語化された瞬間に無機物になり輝きを失います。突出したひらめきは少数からしか生まれず、合意形成は時代を変える狂気をかき消してしまいます。理想の世界に突き進む個人の生き様こそが経営の未来そのものだと思うのです。

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