捏造された幸福

昨日は村野藤吾最後の建築となった宝ヶ池プリンスホテル(グランドプリンスホテル京都)に泊まりました。企業の都合で、勝手に名前を変えないで欲しいと思います。同じ村野藤吾設計の箱根プリンスホテル(ザ・プリンス箱根)も好きなホテルで、弧を描く独特の建築は落ち着きます。非効率な丸い建物にいると、人類が豊かになるためにやってきたことは実は全て逆だったのではないかと思います。快適な空間を追求し、夜を明るくし、豪華な食事や華やかな生活など、浪費のために欲望を煽ってきました。経済的発展が幸福と相関しないことはもはや常識です。マーケティングの一環で捏造された幸福の形から、消費者の洗脳が解けるのに時間はかからないと思います。

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