断食は死語

日本工学院八王子で仕事をする昨日と今日は夕食を軽くとる一日一食にしています。これでも24時間断食になり手ごろな方法です。健康維持のための食事というと食べることが注目されますが、同様に重要なのが食べないことです。食べることに執着すると断食は苦行ですが、食べる自由、食べない自由だと思うと日常生活に潤いを与えてくれます。断食で飢餓状態になると体内の不要なたんぱく質を分解して栄養に変え、オートファジーが働き細胞が浄化され、機能の悪くなったミトコンドリアや老廃物を除去します。さらにインスリンが分泌されない時間を作ることでインスリン抵抗性も改善します。また脳の成長ホルモンであるBDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌を促進し、脳幹細胞を活性化して、新しいニューロンを作り出すことで脳の機能を高めることが知られています。より重要なことは体に負荷をかけることでサーチュインなど長寿遺伝子が目覚めることです。断食には副作用もあり、断食後は不要物と一緒に落ちた白筋を鍛える運動で筋肉を取り戻す必要があります。注目するのは1日おきに食事をする間欠的断食(Intermittent Fasting)で、最近の研究ではこの食べ方が寿命を伸ばすというデータがあります。食べる執着から解放され、食べたいときに食べられる清々しい自由があります。そろそろ断食という言葉も死語になると思います。

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