ティール社会は自己超越?

しばらくビジネス書を読みませんでした。微細な違いで出版されるビジネス書に食傷気味だったからです。昨日読み終わったティール組織も期待ほどではなく、ピーター・ドラッカーが語る組織論の方が大きな示唆を得られます。

20年前にサウスウエスト航空の経営に触れたときほどの興奮を望むべくもありません。あたかも進化型組織という最適解があるかのような誤解を生む弊害のほうが大きいと思います。ティール組織は自然発生的な偶然の産物、つまり理想を追求する生命体であって、成功法則など抽出できないことはすでに決着のついた議論です。著者が文中で「どんな組織もリーダーが世界を見るパラダイムを超えて進化することはできない」と語ることに結論づけられていると思います。自己超越を意識した短い付録があることは救いです。

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