ないものは作れない

今朝の新甲子温泉は暖かい日差しに雪が舞う穏やかな天気です。12月に入りまとまった雪が降り大雪を危惧していましたが、今のところ昨年並みの積雪で宿の周りの道路も部分的に雪から露出しています。
かんじき作りツアーを年明け早々に企画していましたが、かんじきの材料調達がそれほど簡単ではないことが分かりました。都市に暮らしていると「ないものは作れる」という消費者論理で不自由を経験しませんが、かんじきひとつ作るにも材料調達を考えなくてはなりません。ネマガリダケ、ジダケ、リョウブ、アブラチャン、オオバクロモジなど、かんじきの材料はたくさんありますが、雪の降る前に材料を入手して生の状態で曲げておく必要があります。
天候に関係なくスーパーに行けばいつも大量の食料が満たされている都市生活は不自然です。不自由のない食料調達は、大量生産による野菜の栄養価の低下など、われわれ自身の健康に跳ね返ってきます。今回のことは改めてそのことに気づくよい機会となりました。循環、持続可能な形でのかんじき材料の調達ができる体制を考えたいと思います。

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