人生を後悔する恐怖

新甲子温泉で暮らし始めて9ヶ月が過ぎ感じるのは、これまでの半生は惰性で生きてきたことです。黙っていても毎月給料が入るサラリーマンというシステムは社会保障の基盤としてはきわめて優れています。他方で、このすばらしい恩恵を受け続けていると人はいつしかそれを所与のものと錯覚し惰性で生きるようになると思います。不安定な日々ながら今の生活を好ましいと思えるのは、人生をより主体的に生きていると実感できるからです。

昨日お越しいただいた慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科(SDM)前野ゼミの皆さまの研究領域は幸福学(well-being)ですが、より自分らしく生きている実感により幸福度は増したと思います。ぼくの場合、失敗するリスクや恐怖より、人生を後悔する恐怖の方が強いのでしょう。

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