
AIが息子の自殺をほう助したとして、OpenAIとサム・アルトマンを16歳の息子を失った両親が訴えたと伝えられます。こうした訴訟は米国では数多く起こされているそうです。このような事件が時間の問題だと思ったのは、生成AIとチャットをしていると、なぜこれほど自分のことを、理解してくれるのだ!と感じるからです。大人になってからインターネットの仮想空間に触れた自分でさえそう思うなら、生まれたときから仮想空間に親しむ子供が、仮想世界と現実社会の区別がつかなくても不思議ではありません。AIはランダムに言葉を選んで統計的に生成しているだけなのに、周囲の人間関係を遠ざけAIだけを信頼する人が増えるのは当然の帰結でしょう。今回の事件では、自殺が人生の脱出口であるとAIが教え、遺書の書き方まで指導していたとされますが、彼らにとっては仮想空間は現実世界そのものであることを認識すべきでしょう。