
腰痛が改善して最初の夏山シーズンで、4年前は2時間半で周回できた西岳、編笠山に45分遅い3時間15分を要しました。しかし数度登るうちに9分だけ短縮し、無理のないペースと一定の負荷を心掛けていますので、体の動きがトレイルに適応したことになります。4年前のペースに戻すには相応の筋肉が必要ですが、体は動かしさえすれば強い復元力があると思います。知ってか知らずか、世間では加齢原因説の嘘が流布され、本来なら避けられた老化によりおびただしい人の寿命を縮めたのかもしれません。「老化」と一括りにされている衰えの多くが、廃用性萎縮であることは、多くの研究が指摘しています。生理的老化による筋肉量の減少は年に1%程度ですが、廃用性萎縮では、安静にしていると3週間で60%もの筋力が低下すると言う研究もあります。避けられた老化による経済損失は5.4兆円ほどと試算され、これにはQOLといった心の問題は含まれません。