
5年半ぶりに新しいスマホを手にしたあとに、地獄はやってきます。ひどいのがGoogleへのログインの際に表示される崩された文字によるCAPTCHA画像で、ここまで崩されると人間のパターン認識では読めません。CAPTCHAを突破するために専門化したAIを使ったボットは通過できても、人間が読めないという本末転倒が起きます。限定された用途にしかスマホを使わないため、不慣れなデバイスで無益な確認を何度も繰り返される苦痛は地獄という表現が適切です。あまりにも不自然に歪められ、ノイズが多過ぎ、文字同士が融合すると、人間の脳はそれを意味のある文字として認識できなくなります。一方、AIは純粋にピクセルのパターンを解析するため、人間が混乱するような歪みでも、学習したデータに基づいて正解を導き出します。攻撃者が得意なCAPTCHAを最後の砦にするGoogleからの警告は、「スマホを捨てよ」と聞こえます。