
自公の地滑り的大敗が固まり、20年国債利回りは2000年以来の水準に上昇します。日銀のアンケートでは生活にゆとりがない国民が6割を超え、16年ぶりの危険水準に達します。5年後の暮らしが良くなると回答した5%に対して、40%超は未来を悲観しています。左傾化した自民党は許容できませんが、他方で悪夢の政権交代ものぞみません。選択肢を絶たれた有権者は、正しいと思える投票行動をするしかなく、政党政治の歪は限界を迎えたように感じます。住民投票や首相公選制などの直接民主制や、政治資金規正法の改正など、ゆるやかな改革が効果を生むには時間がかかり過ぎると思います。政治という特殊な世界に風穴を開けようとする、再生の道の試みは有益ですが、スタートアップ政党に過度な期待もできません。これほど合意形成を複雑にしているのは、正しく合意されては困る利権構造があるからのような気がします。