コロニー化する社会


昨日は南会津町に行くために深夜の新4号国道を通りました。激しい雨によりわだちに水がたまり、隣の車線と対向車が飛ばす水しぶきで視界を奪われヒヤリとします。にもかかわらず、普段の深夜と変わらない速度で周囲の車は流れています。車の部品が道路に散乱していると思った瞬間に、中央分離帯の近くに事故を起こして停車している車を見ました。幸い事故に巻き込まれたのは2台だけのようですが、豪雨のなかを100km/h近いスピードで走れば、多重衝突事故の危険性があります。視界が悪いのに減速をしない理由は、雪の高速道路などで起きる多重衝突事故の原因とされるコロニー現象だと思います。先行車がペースメーカーとなり、複数の車が自然と密集して走るコロニー現象は、周囲の車と同じスピード・間隔で走る同調心理や追従心理、集団行動による責任感の希薄化など、われわれが生きる社会の縮図にも見えます。

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