コストプッシュのあだ花


週末は伊豆・雲見温泉の民宿に泊まりました。充実した刺身の付いた夕食、夜通し入れる2つの貸切温泉、清潔な客室と寝具が揃って、土曜日に二食付き9千円少々で泊まれ、しかも部屋の売り止めをしているのかほぼ貸切状態でくつろげます。リーマンショックの頃は今では考えられないほど安かった高級ホテルに行きましたが、当時の4、5倍の値札をつける今は、高級ホテルや旅館にお金を使う気がしません。商品性の評価において価格は外せない要素であり、「金はいいから最高のものを持って来い」という考え方は、マーケット感覚をマヒさせビジネス人として不適格だと思います。インバウンドで賑わう一部の観光地は相変わらず物価高騰中ですが、そこで売り抜けて儲けられる事業者はわずかだと思います。夕食なら4、5万円、室料なら10万円が当たり前というコストプッシュ型の高額宿泊施設は、あだ花に見えます。

Translate »