真冬の甲子峠

今朝は4時5分に宿を出発して那須連山の最北端とも言える大白森山(1,639 m)をラブラドールと目指しました。剣桂神社で安全祈願をしたあと4時40分には甲子温泉の大黒屋を通り、甲子山分岐を抜けて甲子峠には6時に着きました。甲子温泉からの九十九折りを抜けて稜線に出ると途端に気温が低下し真冬の寒さです。手の感覚がなくなり、尾根に出ると体を持って行かれるほどの突風で、今日は無理せず甲子峠で引き返すことにしました。さすがに東北の山です。6月でこの寒さは想定外で、手早く朝食を済ませて早々に下山しました。下山は甲子峠から甲子温泉大黒屋までが52分、そこから新甲子の宿までが30分です。甲子峠に抜けるトレイルは良く整備されておりトレラン練習に最適です。熊の出没情報の多いこの稜線で普段は全く吠えないラブラドールが野太く吠えました。熊と遭遇したのかもしれません。下山道もトレランの練習に最適です。規則正しい呼吸と一歩一歩に集中することである種の疑似瞑想体験ができそうです。「肩にザックが食い込むな」などと思った瞬間に気の迷いを戒めるように木の根や石に足をとられます。トレランのような動的瞑想がぼくにとっては最良の精神修養です。

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