石風呂消滅の危機


快適に汗をかける石風呂がツボにはまり、この2日間で20か所を見ました。山口県の徳地を中心とした佐波川流域、大分県の緒方川流域の緒方町上自在を中心とした半径5km圏、香川県と愛媛県などに分布します。最も集積するのは緒方川流域ですが、記録が残っていただけであって現存するのは氷山の一角に過ぎないと思います。山口では石や土を重ねたドーム型の石室が中心なのに対して、大分県では地形を利用した横穴式の二段構造で下から火で暖める方式です。また愛媛には石風呂という地名が残りますが、香川ではから風呂と呼ばれます。昨日はGoogleマップを頼りに石風呂を探していて、近くを散歩していた80歳前後の女性に聞いても行ったことはないと言い、別の80歳ぐらいの男性も、庭先に石風呂があるのに入ったこともないし無関心でした。古民家が壊されることにもあせりを感じますが、忘れ去られた石風呂はその前に消滅の危機を迎えています。

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