内省する年末年始


テレビもネット常時接続もない正月を過ごすようになり、豊かさの捉え方が変わりました。昔なら紅白に始まり正月番組を見ながら、買ったおせち料理を食べ続けるという不健康な生活でした。大晦日のスーパーでは皆数万円の買い物をしますが、普段と変わらない買い物で、買うのは蒲鉾ぐらいの簡素なおせち料理です。この2、30年は元旦に諏訪大社へ初詣をして、近所の山に登るのが恒例です。この時期の天候は安定し昨日も絶好の山日和でした。お正月はテレビやネットの雑音を消して静かに過ごし、普段からの食べ過ぎと運動不足を解消する好機なのかもしれません。人はお金を使うことで知らない世界を拡張し、より多くの幸せが得られると考えますが、本当に大切なものにはたいしてお金がかからないと思います。雪の積もる森を歩き、火を眺めるだけの時間が、生き方を内省する年末年始にこそふさわしい気がします。

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