2023年の65歳以上の就業者数は、22年に比べて2万人増の914万人だったと総務省が公表しました。20年連続で増加して、過去最多を更新したそうです。高齢者全体の就業率は25.2%で、65~69歳に限れば52%となります。人生100年時代とされ、いわゆる老後が長くなると体力の個人差が際立ちます。妻の父を見ているので、90歳を超えても元気なのは普通だと思っていますが、世間の認識とはだいぶ異なります。前期高齢者などと、国が余計なことを言うので年齢呪縛にとらわれて自分が年寄りだと思い込み、自ら体を衰弱させると思います。精神科医の和田秀樹氏は、人口の上位1割を高齢者とすべきと主張しますが、この考え方なら80歳を超えたあたりが高齢者となり、リーズナブルな基準かもしれません。しがらみが減り人生で最も自由な時間を、「もう年だから」と諦めることほどもったいないことはないのでしょう。