8分の1で幸せ

ドライブレコーダーの普及によって、滅多に遭遇することのない交通事故を目にする機会が増えました。最も悲惨な映像は2020年8月に首都高湾岸線で起きた事故で、268km/hを出していたとされるポルシェが、何の落ち度もない車に衝突して夫婦を死亡させた事件です。スピードを出す高揚感は神経を麻痺させて一種の心神耗弱状態に陥り、その点においてこの事件の被告は異常とも言い切れないのかもしれません。重要なことは自分を狂わせる誘惑には近づかないことだと思います。以前大排気量の車に乗っている頃はよくイライラしましたが、排気量が4分の1のフィアットに替えると、精神状態が安定し運転が楽しくなりました。そしてさらに排気量が半分のN-VANに乗ると、以前は低過ぎると思っていた制限速度さえ気にならなくなりストレスがさらに減ります。持ち物を身の丈にダウンサイジングすることで、麻痺していた感覚が正常に戻るのでしょう。

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