昨日は白州町の石尊神社から水晶ナギ経由で雨乞岳に登り、ヴィレッジ白州側に下山して神社に戻る20kmをラウンドしました。アクセスのよいルートが作られてからはスパルタンな石尊神社から登る人はわずかで、行楽シーズンの週末でもすれ違う人もなく静かな山歩きを楽しめます。アロマの香りで満たされた森を独り占めしながら体を動かす以上に、贅沢なレジャーは思い付きません。山頂付近で行われた雨乞儀式を想像しながら歩くのも楽しく、遠い昔に思いを馳せるのが古道の魅力でしょう。儀式は、ホクギノ平を過ぎた付近で行われていたのではないかと想像します。いかにも神が降りたちそうな鋸岳を正面にする、台地状のカラマツ林こそがふさわしい場所に思え、そこから先の登山道は歴史を積み重ねてきた古道の風情が感じられません。歴史に埋もれた古道を歩き、先人のように身体を使って心を修めたいものです。