飽食が空腹を加速する

昔は年末年始に太ることを心配しましたが、今年は一日一食を守り、ジャンクフードも排除したので、体はむしろスリムになりました。食べる量を決めておけばゆっくりと味わうようになり、不思議とお腹がすく感覚が薄らいでいきます。食べるほどに食べたくなり、逆に食を節すると食欲は穏やかなものになります。空腹で食べると味覚は鮮明に美味しさを伝え、薪ストーブでじっくり焼いたやき芋や湯豆腐は、贅沢とは無縁の食べ物ですが、絶品と言うしかありません。食糧生産が工業的に行われる飽食の時代が始まるまでは、人類は現代ほど空腹を感じなかったと思います。少食を実行すると食欲と冷静に向き合うことができ、腹八分が実行できます。次々に刺激的な食べ物が現れる現代は、人々に味わう余裕を与えず、常に次の食べ物を求めるように洗脳をしている気がします。

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