娘の高校にオーストラリアから留学をしていたかつてのクラスメイトが、東京滞在の9日間をわが家で過ごし、昨夜京都に向かいました。「暮らすように旅をする」のが昨今の旅行トレンドですが、学生の特権である自由時間を使い、異国の生活に溶け込む旅行はうらやましく見えます。昔からあるバックパッカーがコミュニティを形成し、外国人として振る舞うのに対して、スマホを駆使する今どきの旅行者は、現地の人と同じように暮らし、もはや旅というより居住に近い感覚です。地方創生が叫ばれて久しい日本ですが、どの自治体も移住をあきらめて関係人口、交流人口の獲得に軸足を移しています。日本のインバウンド政策も、訪日旅行客ではなく、定期的にやって来る異国からの交流人口ととらえたインフラ構築をすべきかもしれません。非日常に目が行きがちな宿泊施設こそ、普通に暮らす日本の生活を再現すべき場所かもしれません。