ビジネスモデルなき外食業界

最近になり近所の飲食店の撤退が目立ちます。あたかも呪われた土地かのように、数か月で撤退を繰り返す場所もあり、淘汰の激しい外食業界の厳しさを感じます。ヨーロッパの一部では飲食店の過当競争を避けるために、ライセンス制を採り行政がハードルを上げ、営業権が高額になる場所もあります。人件費や家賃がかからない家業であれば持ちこたえることができても、一般的な商売の難易度は高いはずです。そんななかでカレー店が潰れないことは良く知られています。確かに近所に2店あるカレー店はどちらも長寿です。食欲をそそるスパイスの香りで安定的に集客でき、食材原価が低く、ネパールなどの安い労働力を活用でき、特殊な調理器具を使わないために出店費用を抑えることができます。もしかしたら外食業界には、カレー店に見られるようなビジネスモデルの概念が希薄なのかもしれません。

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