勉強するオタク

最近聞く音楽と言えば、入浴時に聞く自律神経を整えるYouTubeぐらいですが、若い頃は誰しも音楽に熱中するものです。娘もK-POPライブにしばしば参加し、英国にいるときは夜行バスなどでヨーロッパ各地の会場に足を運んだそうです。その魅力は、SNSで知り合った同じ趣味を持つグループへの帰属意識にあり、比較的マイナーなグループを支持するのは、アーティストとの一体感を得やすいからでしょう。アーティストの供給地は日本から韓国、そして中国へと、よりハングリー精神の高い場所に移っている印象を受けます。ワールドツアーを行うアーティストの場合、3か国語以上を話すことが一般的ですが、マイナーなグループの動画には字幕がつかないため、オタクたちも同様に語学の勉強に励みます。情熱を注ぐ対象を持ち、そのために学ぶ姿を見ると、これまでの遺産と惰性で生きる日々を送りがちな身としては羨ましくもあります。

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