面倒な時代のややこしい問題

歌舞伎町界隈の関係者の間では、性犯罪の危険性も含め、炎上必至と見られていたジェンダーレストイレが、パパ活で物議を醸しているようです。認知度を上げたい企業や個人にとっては、話題性に乗じた炎上商法は宣伝に使えますが、そうした意図はないはずです。それでも、日本最大の歓楽街で、アンチの多いテーマにあえて取り組む意図は話題性でしょう。ただし、多様性容認はブランディングや差別化になり得る反面、ひとたび犯罪が起きれば致命的な傷を負います。あらゆる人を受け入れる結果、開発コストを上昇させ、運営を複雑にし、賛否両論の評価を受けます。保守的な企業ほど、誰からも非難されないことを念頭に、なるべく政治的な問題を避けますが、そこに一石を投じ、面倒な時代のややこしい問題を分かりやすい形で明らかにしたことは大きな貢献でしょう。

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