危険で美しい空港

ネパールを旅行している妻から、ルクラのテンジン・ヒラリー空港の着陸動画が送られてきました。エベレスト山域で唯一の空港は、標高2,860mの高地に位置しており、低い大気密度から天候が変わりやすく、世界一危険な空港として知られています。ヒマラヤ山脈の谷間に作られた滑走路は457mと短く、田舎の二級国道のようにしか見えません。さらに、南側の渓谷は谷まで700m切り立ち、北側は11.7%の上り勾配が付き、着陸復行ができない悪条件がそろっています。このため、短距離離着陸機のデ・ハビランド・カナダ DHC-6やドルニエ 228などしかアクセスできず、過去には数々の墜落事故を起こした、命がけの空港と言えます。しかし、その滑走路から望むヒマラヤの山々の美しさに惹きつけられます。まるで世界の果てにあるかのような危険で美しい空港の圧巻の着陸シーンを見ると、好奇心と冒険心がかき立てられます。

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