出合いと別れの季節は出発と終着の季節でもあります。最初に就職した会社に勤めていたなら先月末で定年を迎えていたはずです。定年など想像できませんでしたが、いざ自分がその年齢になると、ここからが出発だと都合良く考えるものです。鈍感なのか楽天的なのか、自分の年齢を悲観しないのは、若い時と比べて不便になったことがないからです。視力はむしろ良くなり、肥満やアレルギー疾患も解消しむしろ健康でQOLは改善しています。10年前の写真と比べると外見はそれなりに変わっているはずですが、所詮その程度の違いです。年齢を理由に参加を断られるツアーはありますが、団体旅行は嫌いですし、やりたいことはできる時にやっておいたほうが良い、という不吉なアドバイスをあせって実践しようとも思いません。人は社会が押し付ける年齢を安易に受け入れますが、自分の年齢は自分で決めるものでしょう。