昨日は知的障がい者施設の付き添いで、杉並区井草にある「農福連携農園」に行きました。障がい者や高齢者などに農業に親しむ場を提供する、農業と福祉の連携する施設として2021年に開設され、JA東京中央が運営を行います。いきがいや就労、食育につなげる目的の農園が、環状八号線のすぐ近くにあると思えないのは、2020年まで上井草にあった江戸時代中期の建築とされる農家の住宅部材を活用した多目的スペースがあるからです。かまどのある土間、いろりのある広間、座敷、寝室で構成される「三ツ間取り広間型」と呼ばれる、江戸時代初期から中期にかけて続いた様式の古民家は、区内に現存するものとしては最古とされます。戦後、安易に作っては壊すことで街並みを破壊してきた日本ですが、代々家を使い続ける文化とともに美しい街並みを取り戻したいものです。