自宅から歩いて15分ほどの場所にある知的障がい者施設で、朝だけ迎えのドライバーの仕事を始めました。7時半から始まる朝活は生活にメリハリを与えます。好きな車の運転ができて、天気の良い日は360度の眺望がある屋上で利用者と一緒にランニングをする理想的な環境です。渋滞を避けるルートは対面通行とは思えないほど道が狭く、縁石に乗り上げて対向車と1cmほどの間隔ですれ違うような場所は刺激的です。音に敏感な人が多いために、障害物を検知する警告音をすぐに止める必要があります。忖度する人間関係に慣れていると、ピュアでストレートな反応が新鮮で、一人ひとりの個性が際立ちます。以前お世話になった企業の経営者は社長業のかたわら、地下鉄工事から居酒屋まであらゆる種類のアルバイトを気晴らしにやっていて、その会社は斬新なアイデアを次々と実現して高収益でした。