回転寿司チェーンのスシローは、店内でレーンを流れる寿司、醤油ボトルや湯呑をなめる動画をSNSで拡散した17歳の高校生と保護者から謝罪を受けたことを発表しました。3,000円を超えていた株価が一夜にして2,850円付近まで落ち、時価総額約174億円が飛んだスシロー側が、謝罪を受け入れず刑事・民事の両面から厳正に対処するとしているのは当然ですが、新手の株価操作かもしれません。性善説に基づく回転ずしのビジネスモデルを破壊するだけではなく、食の安全を脅かす反社会的行為には相応の制裁が必要だと思います。食品テロを完全に防ぐことは困難であり、フードディフェンスに投じる費用は全て消費者が負うことになります。統制された正しさを押し付けられて思考力を奪われたわれわれ世代も問題ですが、社会の縛りが薄れることで良し悪しの分からない人間を生み出す社会は、それ以上に深刻かもしれません。