昨日は2019年に神田錦町に開業したMANGA ART HOTEL,TOKYOに泊まりました。以前から気になっていたマンガをコンセプトにしたホステルですが、2,500円と安く、気晴らしにカフェに行く感覚です。170㎡に35ベッドで想定単価5,000円ですが、実売価格は半額、稼働は2割程度と気の毒な状況です。それなりに力を入れて作られマスコミ露出が多い割に評価がイマイチな理由を知りたかったことも泊まった動機ですが入るなり理由が分かりました。細かい問題はたくさんあるのですが、致命傷は居心地の悪さです。似たコンセプトで草分け的存在のBOOK AND BED TOKYO IKEBUKUROなどの先行事例を研究していればこうはならなかったと思うのですが、パブリックスペースが限られ居たたまれないのです。居心地は形式知化が難しく、図面を見ているだけでは気づかないのですが、施設に一定の余白とボリューム感がないと高付加価値の宿泊施設は成立しないのでしょう。