英国内を旅行する娘とラインのビデオ通話をしました。スマホのおかげで遠く離れた場所を手軽にバーチャル体験でき、旅の可能性を広げます。昨日いたエディンバラは、工業地域でないことからドイツの爆撃を免れ古い建造物が残る美しい街です。雰囲気とおおよその地形がわかるバーチャルツアーは一人旅の定番になるかもしれません。旅には様々なスタイルがありますが、日常を忘れる漂白の時間が好きで、一人、あてもなくわずかな荷物で行くことに魅力を感じます。一人旅はまわりの価値観にあわせる必要がなく、背負い込んだものを削ぎ落とし内側にある自分と出会う機会になります。持っていける荷物に制限があるゆえに持ち物を真剣に考えます。これは人生も同じで、何が本当の幸せか知らないまま漫然と幸せを求めて生きると、余計なものばかりが増え、いらないものを背負い込んで生きることになります。最後の旅立ちには全ての荷物を置いていくのに人は溜め込む人生に疑問を抱きません。未知の世界への旅を恐れるのは失う恐怖であって、人生を削ぎ落とすことが必要でしょう。