ダイエットの世界市場は22兆円強で、2027年に向けて10.5%以上の成長が見込まれると言います。大概の人はお金を払ってもリバウンドによりダイエット産業のリピーターになります。最も支持されるダイエット法はおそらく糖質制限ですが、多くの成功者がいる反面、それ以上の挫折者がいます。ダイエットが難しいのは身体が順応する前に欲求を抑えた反動でリバウンドするからです。糖質制限が人気なのは食欲を自然と減退させるためにリバウンドが起きにくいからと考えられます。それゆえ成功率も高く概ね半分の人はその劇的な効果を体感し、残りの人はおそらくその手順が間違っています。食事は生きるための要であり人生最大の関心事ですから、いかなる方法であれ慎重に進めなければ揺り戻しがあります。経験的には、①朝食から糖質を抜く、②朝食を抜く、③間食を止める、④昼食から糖質を抜く、⑤昼食を抜く、のステップなら失敗が少ないと思います。その理由は安全弁として夕食には一切の制限を設けないからです。しかし今はその夕食もそれほど食べなくても済みます。不思議なもので③あたりで標準体重に落ちた後は、⑥夕食の少食化まで進んでも体重は減りません。ミステリアスな身体の仕組みは少食に順応するのでしょう。