3年ほど仕事に使ったノースフェイスのリュックが壊れ買い換えることにしました。ヘビーデューティーなイメージを訴求する割には、一見頑丈そうなショルダーストラップの半分ほどが本体から千切れているのを見ると興ざめです。基幹部品やつまらない機能が壊れるポルシェやレンジローバーより、今乗るフィアットのエントリーモデルのほうが高い信頼性と雪道走破性を持つように、ブランドに払ったお金は機能ではなくブランドプレミアムのために消えます。ブランド品が楽しいのは買うまでで、使う時には大した感動も生まず、失望だけが残ります。他方、物持ちは良い方で、毎日使う食器は29年、自転車に至っては32年使っており、機能性だけで選ぶのも味気がありません。選んだのは縦走用に使うザックと同じメーカーが作るパソコンが入るリュックです。生死に関わる山道具は壊れることが許されませんので、ファッションに走るブランド品より普段使う山道具の方が信用できます。ブランド消費という狂気は有効な洗脳道具となり、稼いでは使うヘドニックトレッドミルから人は降りられなくなるのでしょう。