旅は人間の可能性追求

雪渓と花畑が印象的な北アルプスから昨夜戻りました。天候が安定する梅雨明け10日は山が最も輝き、旅をするには最高の季節です。山に行く一つの目的は、日本海から日本アルプスを越えて太平洋に至る415kmの山岳レースTJARのコースをたどることですが、今回のルートはその前半のハイライトとも呼べる山域です。レースを来月に控え出場選手数名にもお会いし、一般ハイカーの数倍の距離を涼しげにこなすその超人的な体力と精神力を垣間見ることができました。旅が多くの人により奨励されるのは、それが人生の縮図だからだと思います。人間の限界を超えた冒険が世間の耳目を集めるのは、そこに人間の可能性追求の姿勢があるからだと思います。運動中のエネルギー補給は従来糖質を中心に考えられましたが、数年前に、活動中は補給をしない方がエネルギー切れを起こさないことに気づきました。2、30km程度のトレイルランニングではその有効性を確認していましたが、今回は24時間断食の無補給で12、3kgの荷物を背負い山で行動できる人体の可能性を確認できました。人生の本質が人間の可能性の追求であるなら、旅はその縮図であるべきでしょう。

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