都市に作られた森

梅雨が明けた昨日は表参道駅から徒歩数分の青山北町アパート跡地に開発された「のの青山」に行きました。江戸時代には江戸城を警固する百人組の同心屋敷が並ぶ青山百人町と呼ばれ、明治33年から昭和11年まで青山師範学校があり、戦後は都営住宅が建てられました。高層・集約化による創出用地にはシラカシ、アカガシ、スダジイなどの常緑樹を中心に照葉樹林の森(3,500㎡)が作られビオトープにはトンボが集まります。2014年4月に竣工した大手町タワーでもほぼ同規模の「大手町の森」が作られました。千葉県君津市の山林で3年かけて施工方法や植物の生育、適切な管理方法を検証し移植した森は竣工1年半後には施工時100種だった樹木・地被類が300種に増え、中には国や都のレッドリストに記載される希少種が含まれていたとされます。都市に作られた森としては明治神宮が有名ですが、殺風景な都会の公園はこのような森に変えてほしいものです。ロンドンなど海外の都市で羨ましいと思うのは、森深い美しい公園の存在ですが、どんぐりから作るポット苗を植えるだけならお金もかかりません。

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