
健康のバロメーターはXSサイズのズボンです。自分にとっては、このズボンを快適にはけることが健康維持の目安で、ウエストが苦しいのは不摂生への罰です。八ヶ岳にいる時は運動量と食事の量がバランスをしているので緩いのですが、東京の自宅に戻ると、魅力的な悪魔の食べ物が手の届くところにあり、一方運動量が減るためにウエストは厳格に反応して苦しくなり、同時に自己嫌悪に陥ります。食べたいものがいつでも手に入る豊かな食生活と、身体を動かさなくても暮らせる都市の便利な生活は、健康とトレードオフだと思います。八ヶ岳にいると自然と体を動かし、誘惑に囲まれる東京では動かなくなる。つまり健康は、意志の力よりも生活環境で決まると思います。ダイエットは巨大産業ですが、重要なのは意志やメソッドの問題ではなく、健康的に暮らせる環境をいかに設計するかだと思います。