
左の肩こりが治らず整体に行きました。そこで言われたのが「むち打ち」症状です。思い当たる原因は、山道の下りで起こる転倒です。新しい靴でも、スピードが上がるほどグリップを失いやすく、ときには1メートル以上の高さから固い地面に自由落下するその衝撃は大きいはずです。衝撃を何度も受けているとの診断で、鍛えるつもりが、知らないうちに体を傷めつけダメージを蓄積させていたことになります。足に生傷は絶えませんが、目立った痛みのないダメージには気づきにくいものです。人間はわかりやすい痛みや疲労には注意を向けますが、繰り返す衝撃の影響は、自覚しにくいのかもしれません。長く山を楽しむためには、鍛える以上に、壊さない技術、回復させる技術が問われると思います。アスリートは体を壊す限界まで追い込みますが、素人に必要なのは限界に挑むことではなく、ダメージを蓄積させない技術でしょう。