
大月で炭焼窯を見せてもらいました。韓国のスッカマのように炭焼窯に入り汗を流す習慣が、日本にもあったのかが最も聞きたい点です。スモークサウナ、スッカマ、石風呂とサウナの歴史をたどるのは、現代の直火型よりはるかに長く使われてきた輻射熱による蓄熱型サウナの方が、健康効果が高いのではないかという仮説があるからです。相模川に通じる二級河川が目の前を流れ、江戸城、東照宮の造営に付近から木を伐り出して流して運んだとされます。東大寺の再建に重源が派遣され労働者のための石風呂を作った佐波川を想わせます。戦後は周辺で多くの炭焼きが行われ、昭和30年代で大半の炭焼きは終わったようです。戦後に作られたこの窯では、サウナのような使い方はしていなかったようですが、あと50cmも天井が高ければ中国地方で見た石風呂のように人が入れそうです。空間そのものを熱源にするかつてのサウナに魅かれます。